7日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時34分現在、主要指標の上海総合指数が前日比3.71ポイント（0.10％）高の3637.71ポイントと小幅ながら4日続伸している。
　前日までの好地合いを継ぐ流れ。米利下げ観測が高まっているほか、中国の政策に対する期待感が相場を支えている。中国経済見通しを巡っては、HSBCが追加の支援策が打ち出される可能性が高いと分析したうえで、2025年の中国GDP成長率予想を従来の4.5％から4.9％に上方修正した。ただ、上値は重い。中国指標の発表が気がかりだ。きょう7日は7月の貿易統計、9日は物価統計が公表される。結果を見極めたいとするスタンスも強まった。
　主要銘柄の値上がり率は、富士康工業互聯網（601138/SH）が8.4％、用友網絡科技（600588/SH）が6.4％、上海電気集団（601727/SH）が2.0％、中国船舶重工（601989/SH）が1.4％など。
　外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.20ポイント（0.07％）安の268.42ポイント、深センB株指数が0.12ポイント（0.01％）安の1304.76ポイントで推移している。



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