2025/06/10 13:34
香港前場:ハンセン0.3%高で続伸、上海総合は0.1%上昇 
10日前場の香港マーケットは、主要85銘柄で構成されるハンセン指数が前日比79.83ポイント(0.33%)高の24261.26ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が29.60ポイント(0.34%)高の8809.73ポイントと続伸した。売買代金は1270億1030万香港ドルに縮小している(9日前場は1517億9710万香港ドル)。
前日の好地合いを継ぐ流れ。中国経済対策の期待感が高まっているほか、貿易問題を巡る米中協議が始まったことを好感している。米中の閣僚級会議は9日にロンドンで開かれ、10日(日本時間午後6時開始予定)も継続する見通しだ。ただ、協議の進ちょくを見極めたいとするスタンスもあり、上値は限定されている。(亜州リサーチ編集部)
ハンセン指数の構成銘柄では、医薬品メーカーの石薬集団(1093/HK)が5.3%高、アルミ加工の中国宏橋集団(1378/HK)が4.6%高、江蘇省拠点の翰森製薬集団(3692/HK)が4.0%高と上げが目立った。
セクター別では、中国の不動産が高い。中国金茂(817/HK)が5.7%、遠洋集団HD(3377/HK)が5.2%、合景泰富集団HD(1813/HK)が4.9%、融創中国HD(1918/HK)が3.6%ずつ上昇した。
中国の銀行・保険セクターもしっかり。中国郵政貯蓄銀行(1658/HK)が1.7%高、中国工商銀行(1398/HK)が1.5%高、招商銀行(3968/HK)が1.4%高、中国太平洋保険集団(2601/HK)が3.4%高、中国人民財産保険(2328/HK)が2.4%高、中国人民保険集団(1339/HK)が1.9%高で引けた。
半面、半導体セクターはさえない。華虹半導体(1347/HK)が2.5%安、晶門半導体(2878/HK)が2.2%安、中芯国際集成電路製造(SMIC:981/HK)が1.4%安、上海復旦微電子集団(1385/HK)が0.8%安で前場取引を終えた。ハンセン科技(テック)指数は0.3%逆行安している。
本土マーケットは6日続伸。主要指標の上海総合指数は、前日比0.11%高の3403.52ポイントで前場取引を終了した。銀行・保険が高い。資源・素材、医薬、不動産、公益、運輸なども買われた。半面、ハイテクは安い。軍需産業、消費関連、自動車も売られた。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
前日の好地合いを継ぐ流れ。中国経済対策の期待感が高まっているほか、貿易問題を巡る米中協議が始まったことを好感している。米中の閣僚級会議は9日にロンドンで開かれ、10日(日本時間午後6時開始予定)も継続する見通しだ。ただ、協議の進ちょくを見極めたいとするスタンスもあり、上値は限定されている。(亜州リサーチ編集部)
ハンセン指数の構成銘柄では、医薬品メーカーの石薬集団(1093/HK)が5.3%高、アルミ加工の中国宏橋集団(1378/HK)が4.6%高、江蘇省拠点の翰森製薬集団(3692/HK)が4.0%高と上げが目立った。
セクター別では、中国の不動産が高い。中国金茂(817/HK)が5.7%、遠洋集団HD(3377/HK)が5.2%、合景泰富集団HD(1813/HK)が4.9%、融創中国HD(1918/HK)が3.6%ずつ上昇した。
中国の銀行・保険セクターもしっかり。中国郵政貯蓄銀行(1658/HK)が1.7%高、中国工商銀行(1398/HK)が1.5%高、招商銀行(3968/HK)が1.4%高、中国太平洋保険集団(2601/HK)が3.4%高、中国人民財産保険(2328/HK)が2.4%高、中国人民保険集団(1339/HK)が1.9%高で引けた。
半面、半導体セクターはさえない。華虹半導体(1347/HK)が2.5%安、晶門半導体(2878/HK)が2.2%安、中芯国際集成電路製造(SMIC:981/HK)が1.4%安、上海復旦微電子集団(1385/HK)が0.8%安で前場取引を終えた。ハンセン科技(テック)指数は0.3%逆行安している。
本土マーケットは6日続伸。主要指標の上海総合指数は、前日比0.11%高の3403.52ポイントで前場取引を終了した。銀行・保険が高い。資源・素材、医薬、不動産、公益、運輸なども買われた。半面、ハイテクは安い。軍需産業、消費関連、自動車も売られた。
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