1日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時33分現在、主要指標の上海総合指数が前日比1.73ポイント（0.05％）安の3571.48ポイントと小幅続落している。
　前日の軟調地合いを継ぐ流れ。中国景況感の悪化が重しだ。前日公表された国家統計局などによる7月の製造業PMIは49.3と市場予想（49.7）に届かず、景況判断の境目となる50を4カ月連続で下回っている。不動産不況で内需が振るわないことや、米中貿易摩擦が続いていることも影響した。ただ、下値は限定的。中国景気の鈍化懸念が強まる中、当局は経済対策を強めるとの見方が改めて浮上している。
　主要銘柄の値下がり率は、富士康工業互聯網（601138/SH）が3.6％、内蒙古包鋼鋼聯（600010/SH）が2.6％、中国石油化工（600028/SH）が2.2％、中国電力建設（601669/SH）が1.9％、薬明康徳（603259/SH）が1.5％など。
　外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.77ポイント（0.29％）高の265.58ポイント、深センB株指数が5.10ポイント（0.40％）高の1285.04ポイントで推移している。


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