26日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時35分現在、主要指標の上海総合指数が前日比14.10ポイント（0.36％）安の3869.46ポイントと5日ぶりに反落している。
　利益確定売りが先行する流れ。上海総合指数はこのところ上昇基調を強め、約10年ぶりの高値水準を連日で切り上げていた。米インフレ懸念が依然としてくすぶるなど、外部環境の不透明感も嫌気されている。ただ、下値は限定的。中国の政策に対する期待感などが相場を支えている。
　主要銘柄の値下がり率は、富士康工業互聯網（601138/SH）が4.7％、上海汽車集団（600104/SH）が4.2％、中国北方稀土（600111/SH）が4.0％、中航瀋飛（600760/SH）が2.2％、洛陽モリブデン（603993/SH）が1.9％など。
　外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.96ポイント（0.36％）安の267.50ポイント、深センB株指数が1.60ポイント（0.12％）安の1340.98ポイントで推移している。


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