3日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時33分現在、主要指標の上海総合指数が前日比7.15ポイント（0.19％）高の3865.28ポイントと反発している。
　市場安定化の期待が相場を支える流れ。抗日戦争勝利80年を記念する軍事パレードがきょう開催される中、中国政府にとって重要な政治イベントとなるため、株価急落などで水が差されないよう、株式相場を支えるとの見方だ。ただ、指数はおよそ10年ぶりの高値水準で推移しているとあって、上値を買い進む動きは限定されている。
　主要銘柄の値上がり率は、紫金鉱業集団（601899/SH）が2.8％、中国北方稀土（600111/SH）が2.7％、賽力斯集団（601127/SH）が1.8％、中国石油天然気（601857/SH）が1.1％など。
　外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.13ポイント（0.05％）高の264.27ポイント、深センB株指数が3.50ポイント（0.26％）高の1325.25ポイントで推移している。


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