ハンセン指数 　 　 　　　　　　25711.06 　 -118.85 -0.46％
中国本土株指数（旧H株指数） 9213.27 -34.73 -0.38％
H科技（テック）指数 　　　　　 5768.84 -56.25 -0.97％

26日の香港マーケットは、日本時間の午前10時33分現在、主要指標のハンセン指数が3日ぶりに反落している。外部環境の不透明感が嫌気される流れ。米インフレ懸念がくすぶる中、昨夜の米株が反落したことや、トランプ米大統領が25日（日本時間26日朝方）、住宅ローン不正疑惑を理由に連邦準備制度理事会（FRB）のクック理事を即時解任したことが不安材料だ。米株先物も下落している。また、前日のハンセン指数は大幅続伸し、2021年10月以来、3年10カ月ぶりの高値水準を回復したとあって、売り圧力も意識された。ただ、下値は限定的。内部環境に特段の悪材料は見当たらず、中国の政策に対する期待感などが相場を支えている。
　個別では、火鍋チェーン最大手、海底撈国際HD（ハイディラオ・インターナショナル・ホールディング：6862/HK）が6.1％安。同社の中間決算は14％減益となり、市場予想も下回った。ほか、主要銘柄の値下がり率は、九龍倉置業地産投資(ワーフ・リアル・エステート・インベストメント：1997/HK)が3.4％、理想汽車(リ・オート：2015/HK)が2.2％、華潤置地(チャイナ・リソーシズ・ランド：1109/HK)が1.9％、中国海外発展(チャイナ・オーバーシーズランド：688/HK)が1.9％など。


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