14日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時35分現在、主要指標の上海総合指数が前日比6.40ポイント（0.17％）高の3689.87ポイントと4日続伸している。
　前日までの好地合いを継ぐ流れ。米国の利下げ観測や、中国の政策に対する期待感が引き続き支えとなっている。ただ、上値は重い。前日引け後に公表された7月の中国金融統計で、人民元建て新規融資が20年ぶりにマイナス成長となったことなどが逆風だ。また、あす15日の取引時間中（日本時間午前11時ごろ）、7月の小売売上高や鉱工業生産、1〜7月の鉱工業生産や不動産投資などが公表されるため、様子見ムードも漂っている。
　主要銘柄の値上がり率は、華泰証券（601688/SH）が3.2％、浙江中国小商品城集団（600415/SH）が2.8％、四川路橋建設集団（600039/SH）が2.3％、中国平安保険（601318/SH）が2.2％など。
　外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.09ポイント（0.03％）高の267.26ポイント、深センB株指数が2.27ポイント（0.17％）高の1316.44ポイントで推移している。


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