2025/07/28 10:40
香港株:反発、ハンセンは45ポイント高 
ハンセン指数 25433.53 +45.18 +0.18%
中国本土株指数(旧H株指数) 9154.65 +4.16 +0.05%
H科技(テック)指数 5686.63 +8.73 +0.15%
週明け28日の香港マーケットは、日本時間の午前10時33分現在、主要指標のハンセン指数が反発している。投資家心理がやや上向く流れ。米国と貿易相手国の関税交渉を巡り、日本に続き欧州連合(EU)も合意に達する中、米中の交渉も進展するとの見方が一段と高まっている。香港メディアは27日、米中両国が28日からスウェーデン・ストックホルムで始まる閣僚級の貿易協議で、8月12日に期限を迎える関税の一時停止措置をさらに90日間延長する見通しだと報じた。
ただ、上値は限定的。中国企業の業績低迷が懸念材料だ。国家統計局が27日公表した工業企業利益に関しては、1〜6月が前年同期比1.8%減となり1〜5月の1.1%減から減少幅が拡大している。価格競争の激化などで、生産者物価が下落していることが一因と分析された。また、今週は中国で31日に7月の製造業PMIと非製造業PMIが発表されるほか、米国では米連邦公開市場委員会(FOMC)が29〜30日の日程で開催される。結果を見極めたいとするスタンスも強まった。
主要銘柄の値上がり率は、新東方教育科技集団(ニュー・オリエンタル・エデュケーション・アンド・テクノロジー・グループ:9901/HK)が3.3%、中国生物製薬(サイノ・バイオファーマシューティカル:1177/HK)が3.0%、中国人寿保険(チャイナライフ:2628/HK)が2.9%、申洲国際集団HD(シェンヂョウ・インターナショナル・グループ・ホールディングス:2313/HK)が2.2%、AIAグループ(1299/HK)が2.0%など。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
中国本土株指数(旧H株指数) 9154.65 +4.16 +0.05%
H科技(テック)指数 5686.63 +8.73 +0.15%
週明け28日の香港マーケットは、日本時間の午前10時33分現在、主要指標のハンセン指数が反発している。投資家心理がやや上向く流れ。米国と貿易相手国の関税交渉を巡り、日本に続き欧州連合(EU)も合意に達する中、米中の交渉も進展するとの見方が一段と高まっている。香港メディアは27日、米中両国が28日からスウェーデン・ストックホルムで始まる閣僚級の貿易協議で、8月12日に期限を迎える関税の一時停止措置をさらに90日間延長する見通しだと報じた。
ただ、上値は限定的。中国企業の業績低迷が懸念材料だ。国家統計局が27日公表した工業企業利益に関しては、1〜6月が前年同期比1.8%減となり1〜5月の1.1%減から減少幅が拡大している。価格競争の激化などで、生産者物価が下落していることが一因と分析された。また、今週は中国で31日に7月の製造業PMIと非製造業PMIが発表されるほか、米国では米連邦公開市場委員会(FOMC)が29〜30日の日程で開催される。結果を見極めたいとするスタンスも強まった。
主要銘柄の値上がり率は、新東方教育科技集団(ニュー・オリエンタル・エデュケーション・アンド・テクノロジー・グループ:9901/HK)が3.3%、中国生物製薬(サイノ・バイオファーマシューティカル:1177/HK)が3.0%、中国人寿保険(チャイナライフ:2628/HK)が2.9%、申洲国際集団HD(シェンヂョウ・インターナショナル・グループ・ホールディングス:2313/HK)が2.2%、AIAグループ(1299/HK)が2.0%など。
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