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2025/08/20 10:55

本土株:上海総合は0.4%安で続落、深センB株は0.2%安 無料記事

 20日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時33分現在、主要指標の上海総合指数が前日比15.40ポイント(0.41%)安の3711.89ポイントと続落している。
 投資家の慎重スタンスが強まる流れ。中国で若年失業率が悪化する中、消費活動の減退が懸念されている。中国国家統計局のデータベースサイトによると、2025年7月の年齢別失業率で、学生を除く16〜24歳は17.8%と、前月の14.5%から3.3ポイント上昇(=悪化)。24年8月以来、11カ月ぶりの高水準に達した。もっとも、下値を叩くような売りはみられない。中国の政策に対する期待感が相場を下支えしている。
 なお、寄り付き前に発表された最優遇貸出金利「ローンプライムレート(LPR)」に関しては、予想通り銀行貸出の指標となる1年物LPRが3.00%、住宅ローン金利の指標となる5年物LPRが3.50%に3カ月連続で据え置かれた。中国人民銀行(中央銀行)は利下げを急がないとの見方が続いている。
 主要銘柄の値下がり率は、富士康工業互聯網(601138/SH)が6.0%、中国船舶工業(600150/SH)が4.9%、華勤技術(603296/SH)が2.6%、中国太平洋保険(601601/SH)が1.4%など。
 外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.74ポイント(0.28%)安の268.19ポイント、深センB株指数が3.01ポイント(0.23%)安の1332.21ポイントで推移している。


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