週明け1日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時35分現在、主要指標の上海総合指数が前営業日比3.54ポイント（0.09％）高の3861.47ポイントと3日続伸している。
　前週末の好地合いを継ぐ流れ。中国景気の鈍化が懸念される中、当局は足もとで、景気刺激や産業支援の動きを強めている。一方、週末8月31日に発表された8月の中国製造業PMIは49.4となり、前月実績（49.3）は上回ったものの、市場予想（49.5）にはとどかず、景況判断の境目となる50を5カ月連続で下回った。政府は今年の経済目標「5.0％前後」達成のため、追加の刺激策を打ち出すとの見方が広がっている。
　主要銘柄の値上がり率は、北京兆易創新科技（603986/SH）が5.7％、江蘇長電科技（600584/SH）が4.8％、賽力斯集団（601127/SH）が2.5％、紫金鉱業集団（601899/SH）が2.1％など。
　外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.37ポイント（0.14％）安の265.50ポイント、深センB株指数が2.85ポイント（0.22％）安の1324.89ポイントで推移している。


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