2025/11/04 13:37 NEW!!
香港前場:ハンセン0.2%高で続伸、上海総合は0.2%下落 
 4日前場の香港マーケットは、主要88銘柄で構成されるハンセン指数が前日比51.03ポイント(0.20%)高の26209.39ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が19.02ポイント(0.21%)高の9277.75ポイントと続伸した。売買代金は1203億6740万香港ドルにやや縮小している(3日前場は1321億40万香港ドル)。
中国の政策に対する期待感が相場を支える流れ。中国景況感が悪化する中、当局は今年の経済成長率目標「5.0%前後」達成のため、景気対策を強化するとの観測が広まっている。市場関係者の間からは、年内に政策金利や預金準備率が引き下げられるとの声も聞かれた。ただ、上値は限定的。中国の経済動向を見極めたいとするスタンスが重しとなっている。中国では今週も10月経済指標の公表が相次ぐ。あす5日は民間が集計するRatingDog中国サービス業PMI、7日は貿易統計、9日は物価統計などだ。(亜州リサーチ編集部)
ハンセン指数の構成銘柄では、中国インターネット検索最大手の百度集団(9888/HK)が6.5%高、中堅行の招商銀行(3968/HK)が3.0%高、石油グループ大手の中国石油天然気(857/HK)が2.5%高と上げが目立った。
セクター別では、中国の銀行が高い。招商銀行(3968/HK)が3.0%、中信銀行(998/HK)が2.3%、中国建設銀行(939/HK)が1.5%、中国工商銀行(1398/HK)が1.3%ずつ上昇した。
中国発電セクターもしっかり。華電国際電力(1071/HK)が3.0%高、華潤電力HD(836/HK)と中国電力国際発展(2380/HK)がそろって1.8%高、華能国際電力(902/HK)が1.1%高で引けた。
半面、産金・非鉄セクターは安い。新疆新キン鉱業(3833/HK)が9.6%、洛陽モリブデン集団(3993/HK)が4.4%、江西銅業(358/HK)が3.4%、紫金鉱業集団(2899/HK)が4.2%、招金鉱業(1818/HK)が3.5%ずつ下落した。
電気自動車(EV)やスマートドライブ、AI(人工知能)技術関連の銘柄もさえない。理想汽車(2015/HK)が3.0%安、小米集団(1810/HK)が2.0%安、地平線(9660/HK)が3.0%安、商湯集団(センスタイム:20/HK)が2.6%安と値を下げた。ハンセン科技(テック)指数が0.2%逆行安している。
本土マーケットは反落。主要指標の上海総合指数は、前日比0.19%安の3969.05ポイントで前場の取引を終了した。医薬が安い。素材、ハイテク、消費関連、自動車、不動産なども売られた。半面、銀行は高い。保険、エネルギー、公益も買われた。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
中国の政策に対する期待感が相場を支える流れ。中国景況感が悪化する中、当局は今年の経済成長率目標「5.0%前後」達成のため、景気対策を強化するとの観測が広まっている。市場関係者の間からは、年内に政策金利や預金準備率が引き下げられるとの声も聞かれた。ただ、上値は限定的。中国の経済動向を見極めたいとするスタンスが重しとなっている。中国では今週も10月経済指標の公表が相次ぐ。あす5日は民間が集計するRatingDog中国サービス業PMI、7日は貿易統計、9日は物価統計などだ。(亜州リサーチ編集部)
ハンセン指数の構成銘柄では、中国インターネット検索最大手の百度集団(9888/HK)が6.5%高、中堅行の招商銀行(3968/HK)が3.0%高、石油グループ大手の中国石油天然気(857/HK)が2.5%高と上げが目立った。
セクター別では、中国の銀行が高い。招商銀行(3968/HK)が3.0%、中信銀行(998/HK)が2.3%、中国建設銀行(939/HK)が1.5%、中国工商銀行(1398/HK)が1.3%ずつ上昇した。
中国発電セクターもしっかり。華電国際電力(1071/HK)が3.0%高、華潤電力HD(836/HK)と中国電力国際発展(2380/HK)がそろって1.8%高、華能国際電力(902/HK)が1.1%高で引けた。
半面、産金・非鉄セクターは安い。新疆新キン鉱業(3833/HK)が9.6%、洛陽モリブデン集団(3993/HK)が4.4%、江西銅業(358/HK)が3.4%、紫金鉱業集団(2899/HK)が4.2%、招金鉱業(1818/HK)が3.5%ずつ下落した。
電気自動車(EV)やスマートドライブ、AI(人工知能)技術関連の銘柄もさえない。理想汽車(2015/HK)が3.0%安、小米集団(1810/HK)が2.0%安、地平線(9660/HK)が3.0%安、商湯集団(センスタイム:20/HK)が2.6%安と値を下げた。ハンセン科技(テック)指数が0.2%逆行安している。
本土マーケットは反落。主要指標の上海総合指数は、前日比0.19%安の3969.05ポイントで前場の取引を終了した。医薬が安い。素材、ハイテク、消費関連、自動車、不動産なども売られた。半面、銀行は高い。保険、エネルギー、公益も買われた。
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