2025/12/10 11:00
本土株:上海総合は0.6%安で続落、上海B株は0.2%安 
10日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時38分現在、主要指標の上海総合指数が前日比22.24ポイント(0.57%)安の3887.28ポイントと続落している。
投資家心理がやや悪化する流れ。中国経済や米金融政策の不透明感が重しだ。寄り付き直後に公表された11月の中国物価統計は、消費者物価指数(CPI)が前年同月比でプラス0.7%で着地。上昇率は市場予想と一致し、前月実績(プラス0.2%)を上回った。一方、生産者物価指数(PPI)はマイナス2.2%となり、前月実績(マイナス2.1%)と市場予想(マイナス2.0%)を上回る下落率。デフレ脱却にはなお時間がかかりそうだ。中国ではこのところ、内需の弱さを示す月次経済統計の公表が相次いでいる。
また、米国では10日(日本時間11日未明)、米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果が公表され、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が記者会見を行う予定。0.25%の追加利下げが予想されているが、注目は2026年以降の金融政策動向だ。
主要銘柄の値下がり率は、富士康工業互聯網(601138/SH)が4.4%、特変電工(600089/SH)が2.3%、薬明康徳(603259/SH)が2.1%、万華化学集団(600309/SH)が1.9%など。
外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.55ポイント(0.22%)安の248.14ポイント、深センB株指数が2.17ポイント(0.17%)安の1282.21ポイントで推移している。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
投資家心理がやや悪化する流れ。中国経済や米金融政策の不透明感が重しだ。寄り付き直後に公表された11月の中国物価統計は、消費者物価指数(CPI)が前年同月比でプラス0.7%で着地。上昇率は市場予想と一致し、前月実績(プラス0.2%)を上回った。一方、生産者物価指数(PPI)はマイナス2.2%となり、前月実績(マイナス2.1%)と市場予想(マイナス2.0%)を上回る下落率。デフレ脱却にはなお時間がかかりそうだ。中国ではこのところ、内需の弱さを示す月次経済統計の公表が相次いでいる。
また、米国では10日(日本時間11日未明)、米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果が公表され、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が記者会見を行う予定。0.25%の追加利下げが予想されているが、注目は2026年以降の金融政策動向だ。
主要銘柄の値下がり率は、富士康工業互聯網(601138/SH)が4.4%、特変電工(600089/SH)が2.3%、薬明康徳(603259/SH)が2.1%、万華化学集団(600309/SH)が1.9%など。
外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.55ポイント(0.22%)安の248.14ポイント、深センB株指数が2.17ポイント(0.17%)安の1282.21ポイントで推移している。
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