30日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時38分現在、主要指標の上海総合指数が前日比9.03ポイント（0.23％）安の3956.25ポイントと10日ぶりに反落している。
　利益確定売りが先行する流れ。主要指数の上海総合指数は前日まで9連騰し、約1カ月半ぶりの高値水準を付けていた。指標発表も気がかり。中国ではあす31日に国家統計局などによる12月の製造業PMIと非製造業PMI、民間が集計する12月のRatingDog中国サービス業PMIが公表される。もっとも、中国の政策に対する期待感は根強く、下値は限定的だ。
　主要銘柄の値下がり率は、山東黄金（600547/SH）が2.4％、中国旅遊集団中免（601888/SH）が2.2％、富士康工業互聯網（601138/SH）が1.9％、洛陽モリブデン（603993/SH）が1.4％など。
　外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.21ポイント（0.08％）安の253.21ポイント、深センB株指数が1.60ポイント（0.13％）安の1259.87ポイントで推移している。


内容についてのお問い合わせは＜info@ashuir.com＞まで。