ハンセン指数 　 　 　　　　　　25663.84 　+28.61 +0.11％
中国本土株指数（旧H株指数） 8917.83 +26.12 +0.29％
H科技（テック）指数 　　　　　 5534.52 +51.51 +0.94％

　30日の香港マーケットは、日本時間の午前10時40分現在、主要指標のハンセン指数が小反発している。中国の経済政策が改めて材料視される流れ。先週末に開かれた全国財政工作会議では、「より積極的な財政政策を実施する方針」が改めて示された。また、市場では、早ければ年明け1月にも預金準備率や政策金利が引き下げられるとの見方も広がっている。政策の恩恵を受けやすい銘柄に買いが先行した。
　もっとも、上値は限定的。様子見ムードも漂っている。香港市場は大みそかのあす31日が半日立ち会い（本土市場は通常取引）で、年始は香港が1月1日に休場、本土が1〜2日に休場となる。また、中国では31日に国家統計局などによる12月の製造業PMIと非製造業PMI、民間が集計する12月のRatingDog中国サービス業PMIが公表される予定だ。
　主要銘柄の値上がり率は、百度集団(バイドゥ：9888/HK)が4.5％、中芯国際集成電路製造(SMIC：981/HK)が3.2％、舜宇光学科技(サニー・オプティカル・テクノロジー(グループ)：2382/HK)が2.1％、中国蒙牛乳業(チャイナ・モンニウ・デイリー：2319/HK)が2.0％、中国海洋石油(CNOOC：883/HK)が1.8％など。


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