17日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時33分現在、主要指標の上海総合指数が前日比3.75ポイント（0.10％）安の3912.48ポイントと3日ぶりに反落している。
　指標発表前に買いが手控えられる流れ。中国では週明け20日、7〜9月期のGDP、9月の小売売上高などが発表される。足元で公表された経済指標が総じて弱いものとなる中、結果を見極めたいとするスタンスも強まった。また、米中対立の警戒感が依然としてくすぶっていることも不安視されている。
　もっとも、下値を叩くような売りはみられない。中国の政策に対する期待感が支えだ。中国共産党は来週20〜23日に第20期中央委員会第4回全体会議（4中全会）を開き、来年から始まる第15次5カ年計画（2026〜30年）について議論する。
　主要銘柄の値下がり率は、福耀玻璃工業集団（600660/SH）が3.9％、富士康工業互聯網（601138/SH）が2.2％、賽力斯集団（601127/SH）が1.4％、三一重工（600031/SH）が1.4％、中国人寿保険（601628/SH）が1.1％など。
　外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.13ポイント（0.05％）高の263.31ポイント、深センB株指数が0.16ポイント（0.01％）高の1356.42ポイントで推移している。


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