ハンセン指数 　 　 　　　　　　25823.93 　-64.58 -0.25％
中国本土株指数（旧H株指数） 9238.03 -21.43 -0.23％
H科技（テック）指数 　　　　　 5964.51 -39.05 -0.65％

　17日の香港マーケットは、日本時間の午前10時33分現在、主要指標のハンセン指数が続落している。米銀行株安が重しとなる流れ。昨夜の米株市場では、銀行業界の健全性に対する疑念が浮上し、S&P地銀株指数に連動する上場投資信託（ETF）は6.2％安と急落した。米中対立の警戒感が続いていることや、中国指標の発表も気がかり。中国では週明け20日、7〜9月期のGDP、9月の小売売上高などが発表される予定だ。結果を見極めたいとするスタンスも買い手控えにつながっている。
　ただ、下値は限定的。中国の政策に対する期待感が支えだ。中国共産党は来週20〜23日に第20期中央委員会第4回全体会議（4中全会）を開き、来年から始まる第15次5カ年計画（2026〜30年）について議論する。
　主要銘柄の値下がり率は、新東方教育科技集団(ニュー・オリエンタル・エデュケーション・アンド・テクノロジー・グループ：9901/HK)が4.5％、石薬集団(CSPCファーマシューティカル・グループ：1093/HK)が1.8％、吉利汽車HD(ジーリー・オートモービル・ホールディングス：175/HK)が1.7％、阿里巴巴集団HD(アリババ・グループ・ホールディング：9988/HK)が1.4％、中芯国際集成電路製造(SMIC：981/HK)が1.2％など。


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