週明け3日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時34分現在、主要指標の上海総合指数が前営業日比3.91ポイント（0.10％）安の3950.88ポイントと3日続落している。
　前週の軟調地合いを継ぐ流れ。中国景況感の悪化が引き続き相場の重しとなっている。10月31日に国家統計局が公表した10月の製造業PMIが49.0と市場予想（49.6）に届かず、景況判断の境目となる50を7カ月連続で下回った。ただ、下値は限定的。中国経済対策の期待感が支えだ。当局は今年の成長率目標「5.0％前後」達成のため、景気対策を強めるとの見方も広がっている。
　主要銘柄の値下がり率は、中国北方稀土（600111/SH）が3.0％、紫金鉱業集団（601899/SH）が2.5％、広東生益科技（600183/SH）が2.4％、瑞芯微（603893/SH）が1.9％、薬明康徳（603259/SH）が1.2％など。
　外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.01ポイント（0.00％）高の260.35ポイント、深センB株指数が3.58ポイント（0.27％）高の1308.98ポイントで推移している。


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