2025/10/22 10:57 NEW!!
本土株:上海総合は0.3%安で3日ぶり反落、深センB株は0.7%安 
22日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時33分現在、主要指標の上海総合指数が前日比12.57ポイント(0.32%)安の3903.76ポイントと3日ぶりに反落している。
米中関係を巡る不透明感が重しとなる流れ。トランプ米大統領は21日、中国の習近平・国家主席との関係は良好で、次回会談で良いディール(通商取引)が結べる見通しと述べながらも、中国との貿易関係は不公平だったと強調。予定している首脳会談が実現しない可能性に言及している。前日までは、通商問題で応酬を続けている米中関係が緩和に向かうとの見方が優勢だっただけに、水を差された格好だ。
もっとも、下値を叩くような売りはみられない。中国の政策に対する期待感が相場を下支えしている。来年から始まる第15次5カ年計画(2026〜30年)について中国共産党が議論する第20期中央委員会第4回全体会議(4中全会)は20日にスタートし、あす23日に終了する予定。内需拡大などが主要テーマになるとみられている。
主要銘柄の値下がり率は、紫金鉱業集団(601899/SH)が4.1%、北京兆易創新科技(603986/SH)が3.8%、中国北方稀土(600111/SH)が2.7%、富士康工業互聯網(601138/SH)が2.6%、洛陽モリブデン(603993/SH)が1.8%など。
外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.71ポイント(0.27%)安の260.70ポイント、深センB株指数が9.16ポイント(0.68%)安の1344.98ポイントで推移している。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
米中関係を巡る不透明感が重しとなる流れ。トランプ米大統領は21日、中国の習近平・国家主席との関係は良好で、次回会談で良いディール(通商取引)が結べる見通しと述べながらも、中国との貿易関係は不公平だったと強調。予定している首脳会談が実現しない可能性に言及している。前日までは、通商問題で応酬を続けている米中関係が緩和に向かうとの見方が優勢だっただけに、水を差された格好だ。
もっとも、下値を叩くような売りはみられない。中国の政策に対する期待感が相場を下支えしている。来年から始まる第15次5カ年計画(2026〜30年)について中国共産党が議論する第20期中央委員会第4回全体会議(4中全会)は20日にスタートし、あす23日に終了する予定。内需拡大などが主要テーマになるとみられている。
主要銘柄の値下がり率は、紫金鉱業集団(601899/SH)が4.1%、北京兆易創新科技(603986/SH)が3.8%、中国北方稀土(600111/SH)が2.7%、富士康工業互聯網(601138/SH)が2.6%、洛陽モリブデン(603993/SH)が1.8%など。
外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.71ポイント(0.27%)安の260.70ポイント、深センB株指数が9.16ポイント(0.68%)安の1344.98ポイントで推移している。
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