2025/11/13 16:36
中国大引:上海総合0.7%高で3日ぶり反発、素材株に買い 
13日の中国本土マーケットは、主要指標の上海総合指数が前日比29.36ポイント(0.73%)高の4029.50ポイントと3日ぶりに反発した。
見直し買いが優勢となる流れ。米中対立の警戒感後退や、中国の景気対策に対する期待感が改めて支えとなった。中国の金融政策を巡っては、一部ブローカーが金融緩和先送りの可能性に言及したものの、市場では預金準備率や政策金利の引き下げが依然期待されている。あす14日に公表される中国経済統計の結果を見極めたいとして、売り先行したものの、指数は中盤からプラスに転じた。中国ではあす14日、10月の小売売上高や鉱工業生産、1〜10月の不動産開発投資などが公表される予定。市場コンセンサスでは、前月実績を下回る見通しだ。(亜州リサーチ編集部)
業種別では、素材関連の上げが目立つ。レアアースの広晟有色金属(600259/SH)が3.6%高、鉄鋼の馬鞍山鋼鉄(600808/SH)が2.8%高、非鉄の洛陽モリブデン(603993/SH)が2.6%高、化学品の万華化学集団(600309/SH)が1.4%高、建材の安徽海螺セメント(600585/SH)が1.3%高で引けた。
医薬株も高い。河南太龍薬業(600222/SH)が4.8%、薬明康徳(603259/SH)が4.5%、江蘇恒瑞医薬(600276/SH)が2.4%、浙江華海薬業(600521/SH)が2.1%、昭衍新薬(603127/SH)が1.4%ずつ上昇した。産金、不動産、半導体、運輸、消費関連、自動車、インフラ関連の一角なども買われている。
半面、通信・メディア株はさえない。浙文互聯集団(600986/SH)が1.5%、中国移動(600941/SH)が1.2%、中国衛通(601698/SH)と超訊通信(603322/SH)がそろって0.9%ずつ下落した。公益や銀行の一角も売られている。
外貨建てB株相場は、上海B株指数が1.08ポイント(0.42%)高の258.10ポイント、深センB株指数が1.04ポイント(0.08%)高の1322.64ポイントで終了した。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
見直し買いが優勢となる流れ。米中対立の警戒感後退や、中国の景気対策に対する期待感が改めて支えとなった。中国の金融政策を巡っては、一部ブローカーが金融緩和先送りの可能性に言及したものの、市場では預金準備率や政策金利の引き下げが依然期待されている。あす14日に公表される中国経済統計の結果を見極めたいとして、売り先行したものの、指数は中盤からプラスに転じた。中国ではあす14日、10月の小売売上高や鉱工業生産、1〜10月の不動産開発投資などが公表される予定。市場コンセンサスでは、前月実績を下回る見通しだ。(亜州リサーチ編集部)
業種別では、素材関連の上げが目立つ。レアアースの広晟有色金属(600259/SH)が3.6%高、鉄鋼の馬鞍山鋼鉄(600808/SH)が2.8%高、非鉄の洛陽モリブデン(603993/SH)が2.6%高、化学品の万華化学集団(600309/SH)が1.4%高、建材の安徽海螺セメント(600585/SH)が1.3%高で引けた。
医薬株も高い。河南太龍薬業(600222/SH)が4.8%、薬明康徳(603259/SH)が4.5%、江蘇恒瑞医薬(600276/SH)が2.4%、浙江華海薬業(600521/SH)が2.1%、昭衍新薬(603127/SH)が1.4%ずつ上昇した。産金、不動産、半導体、運輸、消費関連、自動車、インフラ関連の一角なども買われている。
半面、通信・メディア株はさえない。浙文互聯集団(600986/SH)が1.5%、中国移動(600941/SH)が1.2%、中国衛通(601698/SH)と超訊通信(603322/SH)がそろって0.9%ずつ下落した。公益や銀行の一角も売られている。
外貨建てB株相場は、上海B株指数が1.08ポイント(0.42%)高の258.10ポイント、深センB株指数が1.04ポイント(0.08%)高の1322.64ポイントで終了した。
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