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2025/12/09 10:56

本土株:上海総合は0.2%安で3日ぶり反落、上海B株も0.2%安 無料記事

 9日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時34分現在、主要指標の上海総合指数が前日比5.96ポイント(0.15%)安の3918.12ポイントと3日ぶりに反落している。
 投資家の慎重スタンスがやや強まる流れ。米金融政策や中国指標の発表が気がかりだ。米国ではパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が10日、米連邦公開市場委員会(FOMC)後に記者会見する。2026年以降の金融政策に対する言及が気がかりだ。中国ではあす10日、11月の物価統計、15日に同月の小売売上高や鉱工業生産など、金融統計も15日までに発表される予定。前日公表された11月の貿易統計で、米ドル建て輸入が市場予想(3.0%増)を下回る1.9%増に伸び悩み、内需の弱さを示す結果だったこともあり、これから報告される月次経済統計の内容も警戒されている。
 主要銘柄の値下がり率は、中国冶金科工(601618/SH)が9.4%、洛陽モリブデン(603993/SH)が3.2%、特変電工(600089/SH)が1.6%、北京兆易創新科技(603986/SH)が1.4%、紫金鉱業集団(601899/SH)が1.3%など。
 外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.51ポイント(0.20%)安の251.05ポイント、深センB株指数が1.31ポイント(0.10%)安の1293.37ポイントで推移している。


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