2025/10/31 16:23
中国大引:上海総合0.8%安で続落、ハイテクや金融に売り 
 31日の中国本土マーケットは、主要指標の上海総合指数が前日比32.11ポイント(0.81%)安の3954.79ポイントと続落した。
投資家心理がやや悪化する流れ。中国景気の先行き不安が強まっている。寄り付き前に国家統計局が公表した10月の製造業PMIは49.0と市場予想(49.6)に届かず、景況判断の境目となる50を7カ月連続で下回った。今月発表された月次統計では、デフレ傾向に改善がみられず、不動産投資の縮小傾向が継続している。(亜州リサーチ編集部)
業種別では、ハイテク関連の下げが目立つ。産業向けIoT事業の富士康工業互聯網(601138/SH)が7.7%安、薄膜コンデンサー中国最大手の廈門法拉電子(600563/SH)が7.5%安、電子部品メーカー大手の環旭電子(601231/SH)が6.3%安、フラッシュメモリー中国大手の北京兆易創新科技(603986/SH)が5.2%安、携帯端末ODM(相手先ブランドによる設計・生産)の華勤技術(603296/SH)が4.0%安で引けた。
金融株もさえない。中国郵政儲蓄銀行(601658/SH)が2.7%、中国農業銀行(601288/SH)が1.2%、中国太平洋保険(601601/SH)が6.0%、中国人民保険集団(601319/SH)が3.0%、華泰証券(601688/SH)が4.5%、東方証券(600958/SH)が4.1%ずつ下落した。公益株、資源・素材株、インフラ関連株、空運株なども売られている。
半面、医薬株は高い。津薬達仁堂集団(600329/SH)が7.0%、万泰生物(603392/SH)と上海復星医薬集団(600196/SH)がそろって2.5%、薬明康徳(603259/SH)が2.4%、江蘇恒瑞医薬(600276/SH)が2.0%ずつ上昇した。消費関連株、自動車株も買われている。
外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.99ポイント(0.38%)安の260.34ポイント、深センB株指数が10.63ポイント(0.81%)安の1305.41ポイントで終了した。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
投資家心理がやや悪化する流れ。中国景気の先行き不安が強まっている。寄り付き前に国家統計局が公表した10月の製造業PMIは49.0と市場予想(49.6)に届かず、景況判断の境目となる50を7カ月連続で下回った。今月発表された月次統計では、デフレ傾向に改善がみられず、不動産投資の縮小傾向が継続している。(亜州リサーチ編集部)
業種別では、ハイテク関連の下げが目立つ。産業向けIoT事業の富士康工業互聯網(601138/SH)が7.7%安、薄膜コンデンサー中国最大手の廈門法拉電子(600563/SH)が7.5%安、電子部品メーカー大手の環旭電子(601231/SH)が6.3%安、フラッシュメモリー中国大手の北京兆易創新科技(603986/SH)が5.2%安、携帯端末ODM(相手先ブランドによる設計・生産)の華勤技術(603296/SH)が4.0%安で引けた。
金融株もさえない。中国郵政儲蓄銀行(601658/SH)が2.7%、中国農業銀行(601288/SH)が1.2%、中国太平洋保険(601601/SH)が6.0%、中国人民保険集団(601319/SH)が3.0%、華泰証券(601688/SH)が4.5%、東方証券(600958/SH)が4.1%ずつ下落した。公益株、資源・素材株、インフラ関連株、空運株なども売られている。
半面、医薬株は高い。津薬達仁堂集団(600329/SH)が7.0%、万泰生物(603392/SH)と上海復星医薬集団(600196/SH)がそろって2.5%、薬明康徳(603259/SH)が2.4%、江蘇恒瑞医薬(600276/SH)が2.0%ずつ上昇した。消費関連株、自動車株も買われている。
外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.99ポイント(0.38%)安の260.34ポイント、深センB株指数が10.63ポイント(0.81%)安の1305.41ポイントで終了した。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。






