ハンセン指数 　 　 　　　　　　25746.54 　-18.82 -0.07％
中国本土株指数（旧H株指数） 9067.89 -15.64 -0.17％
H科技（テック）指数 　　　　　 5639.97 -22.58 -0.40％

　9日の香港マーケットは、日本時間の午前10時34分現在、主要指標のハンセン指数が続落している。様子見ムードが上値を重くする流れ。米金融政策や中国指標を見極めたいとするスタンスが強まっている。9〜10日に開催される米連邦公開市場委員会（FOMC）では、0.25％の追加利下げ決定がほぼ確実視されているが、その後のパウエル米連邦準備理事会（FRB）議長の会見や、メンバーによる政策金利見通し発表が気がかりだ。2026年以降の金融政策がタカ派（引き締めに積極的）に傾く恐れもある。中国ではあす10日、11月の物価統計、15日に同月の小売売上高や鉱工業生産など、金融統計も15日までに発表される予定だ。前日公表された11月の貿易統計で、米ドル建て輸入が市場予想（3.0％増）を下回る1.9％増に伸び悩み、内需の弱さを示す結果だったこともあり、これから報告される月次経済統計の内容も警戒されている。
　主要銘柄の値下がり率は、信義玻璃HD(信義ガラス：868/HK)が4.3％、紫金鉱業集団(ヅージン・マイニング・グループ：2899/HK)が3.1％、中国宏橋集団(チャイナ・ホンチョオ・グループ：1378/HK)が2.5％、中芯国際集成電路製造(SMIC：981/HK)が2.2％、信義光能HD(シンイ・ソーラー・ホールディングス：968/HK)が1.5％など。


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