2025/09/30 10:57
本土株:上海総合は0.3%高で続伸、深センB株は0.1%安 
30日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時35分現在、主要指標の上海総合指数が前日比9.71ポイント(0.25%)高の3872.25ポイントと続伸している。
中国の政策に対する期待感が相場を支える流れ。中国共産党は29日の中央政治局会議で、第20期中央委員会第4回全体会議(4中全会)を10月20〜23日に北京で開くことを決めた。今回の会議では次期5カ年計画(2026〜30年)について話し合う。そのほか、国家発展改革委員会の李超・報道官は29日、金融によって実体経済を支え、効果的に投資を拡大するために、5000億人民元(約10兆4500億円)規模の新たな「政策的金融ツール」を導入する方針を明らかにした。
ただ、上値は限定的。中国ではあす10月1日、国慶節・中秋節の大型連休がスタートする。本土市場は1〜8日が休場だ。買い手控え要因として意識されている。一方、寄り付き前に国家統計局が公表した9月の製造業PMIは49.8となり、前月実績(49.4)と市場予想(49.6)は上回ったが、景況判断の境目となる50を6カ月連続で下回った。
主要銘柄の値上がり率は、北京兆易創新科技(603986/SH)が5.4%、江西銅業(600362/SH)が5.2%、中国中車(601766/SH)が3.0%、紫金鉱業集団(601899/SH)が2.9%、賽力斯集団(601127/SH)が2.6%など。
外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.75ポイント(0.29%)安の260.39ポイント、深センB株指数が1.87ポイント(0.14%)安の1359.38ポイントで推移している。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
中国の政策に対する期待感が相場を支える流れ。中国共産党は29日の中央政治局会議で、第20期中央委員会第4回全体会議(4中全会)を10月20〜23日に北京で開くことを決めた。今回の会議では次期5カ年計画(2026〜30年)について話し合う。そのほか、国家発展改革委員会の李超・報道官は29日、金融によって実体経済を支え、効果的に投資を拡大するために、5000億人民元(約10兆4500億円)規模の新たな「政策的金融ツール」を導入する方針を明らかにした。
ただ、上値は限定的。中国ではあす10月1日、国慶節・中秋節の大型連休がスタートする。本土市場は1〜8日が休場だ。買い手控え要因として意識されている。一方、寄り付き前に国家統計局が公表した9月の製造業PMIは49.8となり、前月実績(49.4)と市場予想(49.6)は上回ったが、景況判断の境目となる50を6カ月連続で下回った。
主要銘柄の値上がり率は、北京兆易創新科技(603986/SH)が5.4%、江西銅業(600362/SH)が5.2%、中国中車(601766/SH)が3.0%、紫金鉱業集団(601899/SH)が2.9%、賽力斯集団(601127/SH)が2.6%など。
外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.75ポイント(0.29%)安の260.39ポイント、深センB株指数が1.87ポイント(0.14%)安の1359.38ポイントで推移している。
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