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2025/11/24 17:39

香港大引:ハンセン2.0%高で反発、ネット関連に買い 無料記事

 週明け24日の香港マーケットは、主要88銘柄で構成されるハンセン指数が前営業日比496.48ポイント(1.97%)高の25716.50ポイントと反発し、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が159.64ポイント(1.79%)高の9079.42ポイントと7日ぶりに反発した。売買代金は3026億4180万香港ドル(約6兆921億円)にやや拡大している(21日は2857億230万香港ドル)。
 米追加利下げの期待感で買いが先行する流れ。米ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁が21日の講演で、インフレの上振れリスクは和らいでいるため連邦準備制度理事会(FRB)が金融政策を緩和気味にする余地はあるとの認識を示した。市場では、FRBが12月の連邦公開市場委員会(FOMC)で追加利下げを決定するとの見方が広がっている。米金利先物市場の値動きから算出するCMEフェドウオッチ(政策金利が変更される確率)では、12月のFOMCで0.25%利下げする確率が総裁発言前の約35%から約70%に急上昇した。香港は金融政策で米国に追随するため、域内金利の低下も期待されている。指数は徐々に上げ幅を広げた。(亜州リサーチ編集部)
 ハンセン指数の構成銘柄では、ネット関連の上げが目立つ。ショート動画投稿アプリの快手科技(1024/HK)が7.1%高、中国オンラインゲーム大手の網易(ネットイース:9999/HK)が5.9%高、電子商取引(EC)世界大手の阿里巴巴集団HD(アリババ:9988/HK)が4.7%高で引けた。
 そのほか、ハンセン指数の構成銘柄に新規採用が決定した信達生物製薬(1801/HK)が5.4%高。除外銘柄はなかったため、ハンセン指数の構成銘柄は88→89に増加する運びだ(入れ替えは12月8日付で発効)。
 自動車セクターも高い。広州汽車集団(2238/HK)が12.0%、北京汽車(1958/HK)が5.9%、浙江零ホウ科技(9863/HK)が5.8%ずつ上昇した。広州汽車については、国内初となる大容量全固体電池の生産ラインを完成させたと伝わり、材料視されている。そのほか、自動運転システムやライダー(LiDAR)のスマートドライブ関連も急伸。文遠知行(800/HK)が9.7%高、禾賽科技(2525/HK)が8.1%高、地平線(9660/HK)が4.7%高と値を上げた。
 中国の医薬セクターもしっかり。信達生物製薬のほか、三生製薬(1530/HK)が6.1%高、江蘇恒瑞医薬(1276/HK)が5.6%高、翰森製薬集団(3692/HK)が5.3%高で取引を終えた。
 クラウドやAI(人工知能)技術の銘柄も物色される。金山雲HD(3896/HK)が5.0%高、万国数拠HD(9698/HK)が4.6%高、金蝶国際軟件集団(268/HK)が4.1%高、青島創新奇智科技集団(2121/HK)が8.8%高、北京第四範式智能技術(6682/HK)が3.7%高と買われた。
 本土マーケットは3日ぶり反発。主要指標の上海総合指数は、前営業日比0.05%高の3836.77ポイントで取引を終了した。自動車が高い。軍需産業、通信・メディア、医薬、不動産、素材、半導体の一角なども買われた。半面、石油・石炭は安い。銀行・保険、公益、運輸、消費関連の一角も売られた。


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