週明け17日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時34分現在、主要指標の上海総合指数が前営業日比8.47ポイント（0.21％）安の3982.02ポイントと続落している。
　先週の軟調地合いを継ぐ流れ。中国の月次経済統計が総じて弱いものとなる中、国内経済の先行き不安が強まっている。14日に発表された10月の小売売上高は市場予想を上回ったものの9月からは成長が鈍化し、鉱工業生産は予想下振れ。1〜10月の固定資産投資は予想以上に減少し、不動産開発投資は落ち込みが拡大した。
　主要銘柄の値下がり率は、上海電力（600021/SH）が6.5％、賽力斯集団（601127/SH）が1.7％、中国農業銀行（601288/SH）が1.7％、中国アルミ（601600/SH）が2.1％、薬明康徳（603259/SH）が1.4％など。
　外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.02ポイント（0.01％）高の257.11ポイント、深センB株指数が1.50ポイント（0.11％）安の1319.96ポイントで推移している。


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