30日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時35分現在、主要指標の上海総合指数が前日比2.85ポイント（0.07％）安の4013.49ポイントと反落している。
　利益確定売りが先行する流れ。上海総合指数は前日、およそ10年3カ月ぶりに心理的な節目となる4000ポイント台（4016.33ポイント）に乗せただけに、売り圧力が意識された。一方、トランプ米大統領と中国の習近平・国家主席は韓国できょう30日午前11時（日本時間同じ）、貿易問題について協議する。貿易摩擦の緩和期待が根強く、相場を下支えした。
　主要銘柄の値下がり率は、薬明康徳（603259/SH）が5.7％、中金黄金（600489/SH）が2.8％、中国国際金融（601995/SH）が2.4％、中航瀋飛（600760/SH）が2.2％、中国核能電力（601985/SH）が2.0％など。
　外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.42ポイント（0.16％）安の260.70ポイント、深センB株指数が8.49ポイント（0.64％）安の1315.70ポイントで推移している。




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