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2025/09/11 10:57 NEW!!

本土株:上海総合は0.4%安で反落、深センB株は0.3%安 無料記事

 11日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時35分現在、主要指標の上海総合指数が前日比14.06ポイント(0.37%)安の3798.16ポイントと反落している。
 指標発表前に買いが手控えられる流れ。中国では来週15日までに、8月の金融統計や小売売上高、鉱工業生産、1〜8月の不動産投資などが公表される予定だ。中国のデフレも警戒。10日発表された8月の中国物価統計では、消費者物価指数(CPI)が前年同月比でマイナス0.4%と前月の横ばいから下落に転じた。内需の弱さが指摘されている。
 ただ、下値は限定的。中国の政策に対する期待感が続いている。8日に始まった全国人民代表大会(全人代、国会に相当)常務委員会会議の決定内容については、最終日(12日)に国営メディアが詳細を報じる見通しだ。中国当局はこのところ、人工知能(AI)技術を軸とした産業支援、「AI+」政策に注力しているほか、消費刺激、「内巻」(過当競争)是正など景気対策を相次ぎ打ち出している。
 主要銘柄の値下がり率は、浙江華海薬業(600521/SH)が8.9%、江蘇恒瑞医薬(600276/SH)が8.7%、上海電力(600021/SH)が5.0%、安徽江淮汽車集団(600418/SH)が2.3%など。
 外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.24ポイント(0.09%)安の261.98ポイント、深センB株指数が4.31ポイント(0.32%)安の1355.11ポイントで推移している。


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