18日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時34分現在、主要指標の上海総合指数が前日比4.10ポイント（0.11％）高の3880.44ポイントと3日続伸している。
　中国経済対策の期待感が相場を支える流れ。当局は今年の経済成長目標「5.0％前後」を達成するため、景気対策を強めている。また、米連邦準備理事会（FRB）が昨夜、6会合ぶりに0.25％の利下げを決定したことを受け、中国でも金融緩和がしやすくなったとの見方が広がった。もっとも、上値は限定的。ショート動画投稿アプリ「TikTok（ティックトック）」の米国事業売却を巡り、トランプ米大統領と習近平・国家主席が19日に協議するため、結果を見極めたいとするスタンスも強まっている。
　主要銘柄の値上がり率は、上海建工集団（600170/SH）が4.5％、曙光信息産業（603019/SH）が4.3％、北京兆易創新科技（603986/SH）が3.4％、富士康工業互聯網（601138/SH）が1.9％など。
　外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.11ポイント（0.04％）安の265.10ポイント、深センB株指数が1.08ポイント（0.08％）安の1359.95ポイントで推移している。


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