24日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時33分現在、主要指標の上海総合指数が前日比8.70ポイント（0.23％）安の3813.14ポイントと続落している。
　前日の軟調地合いを継ぐ流れ。中国人民銀行（中央銀行）の潘功勝・総裁が利下げを急がないスタンスを強調したことや、猛烈な勢力の台風18号（ラガサ）の影響により、深セン市など広東省の複数都市が「五停」（授業停止、工事停止、生産停止、運行停止、営業停止）措置を実施したことが不安材料だ。もっとも、下値を叩くような売りはみられない。人工知能（AI）産業拡大の期待は根強いほか、米中関係の改善期待も支えとなっている。
　主要銘柄の値下がり率は、上海汽車集団（600104/SH）が5.6％、広東生益科技（600183/SH）が4.3％、臥竜電気駆動集団（600580/SH）が3.9％、富士康工業互聯網（601138/SH）が3.8％、山東黄金（600547/SH）が1.3％など。
　外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.97ポイント（0.38％）安の258.08ポイント、深センB株指数が2.30ポイント（0.17％）安の1337.67ポイントで推移している。


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