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2019/10/31 10:41

反発、ハンセンは140ポイント高 無料記事

ハンセン指数     26807.45  +139.74 +0.52%
中国本土株指数(旧H株指数) 10520.69 +41.60  +0.40%
レッドチップ指数 4268.45 +21.07 +0.50%

 31日の香港マーケットは、日本時間の午前10時33分現在、主要指標のハンセン指数が3日ぶりに反発している。投資家心理がやや上向く。米金融緩和の継続と米中通商協議の進展に対する期待感が追い風だ。パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長は昨夜、今年3回目の利下げを決定した米連邦公開市場委員会(FOMC)後の声明で利下げ停止を表明したものの、利上げは検討していないと言明した。米中通商協議を巡っては、「合意文書の署名が先送りされる」と関係者の話として報じられていたが、「トランプ米大統領は署名を諦めていない」と伝わった。ホワイトハウスの報道官は、11月中旬の合意署名を目指すと説明している。また、中国外交部は30日、近くハイレベルでの通商協議を再開すると表明した。
 なお、中国国家統計局と中国物流購入連合会は朝方、2019年10月の製造業購買担当者景気指数(PMI)が49.3だったと発表。予想以上に悪化したものの、現時点で嫌気する売りは限定的だ。
 主要銘柄の値上がり率は、中国蒙牛乳業(2319/HK)が3.2%、瑞声科技HD(AACテクノロジーズ・ホールディングス:2018/HK)が2.6%、香港交易所(香港証券取引所:388/HK)が2.1%、舜宇光学科技(2382/HK)が2.0%、創科実業(テクトロニック・インダストリーズ:669/HK)が1.6%、石薬集団(CSPCファーマシューティカル・グループ:1093/HK)が1.6%など。


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