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2019/08/22 10:43

小動き、ハンセンは7ポイント安 無料記事

ハンセン指数     26262.94  -7.10 -0.03%
中国本土株指数(旧H株指数) 10180.05 +2.76  +0.03%
レッドチップ指数 4234.61 +8.82 +0.21%

 22日の香港マーケットは、日本時間の午前10時33分現在、主要指標のハンセン指数が小幅ながら反落している。香港経済の先行き不安がくすぶる流れ。香港拠点の東亜銀行(23/HK)は21日の決算報告会で、香港政府と民主派の対立や米中貿易摩擦の長期化により、香港経済が落ち込む恐れがあると警告した。同行の中間決算は25%減益に落ち込んでいる。もっとも、下値は限定的。米小売企業の好決算を受けた昨夜の米株高や、この日の本土株高が支えになっている。
 主要銘柄の値下がり率は、九龍倉置業地産投資(ワーフ・リアル・エステート・インベストメント:1997/HK)が2.1%、万洲国際(WHグループ:288/HK)が2.1%、恒基兆業地産(ヘンダーソンランド:12/HK)が1.7%、中国旺旺HD(151/HK)が1.6%、香港中華煤気(ホンコン・チャイナガス:3/HK)が1.2%、信和置業(サイノランド:83/HK)が1.2%、太古(A)(スワイヤ・パシフィックA:19/HK)が1.2%など。
 一方、H株では充電電池・自動車メーカーの比亜迪(BYD:1211/HK)が6.0%安と急落。同社は中間決算で利益3倍を達成したものの、1〜9月期の成長ペースが大幅に減速するとの見通しが嫌気された。


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