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2019/11/28 10:41

反落、ハンセンは101ポイント安 無料記事

ハンセン指数     26852.99  -101.01 -0.37%
中国本土株指数(旧H株指数) 10581.10 -39.01  -0.37%
レッドチップ指数 4267.84 -13.88 -0.32%

 28日の香港マーケットは、日本時間の午前10時33分現在、主要指標のハンセン指数が反落している。米中対立の警戒感が強まる流れ。トランプ米大統領は日本時間28日朝、「香港人権・民主主義法」に署名し、同法は成立した。中国が香港に高度の自由を保障する「一国二制度」を守っているかどうか、米政府に毎年の検証を義務付けるという内容。制度が機能していないと米国が判断すれば、貿易やビザなどに関する香港への優遇措置を撤廃できる。中国側は、再三にわたり、同法が成立すれば報復措置を導入する方針を示唆。中国が反発するのは確実だ。
 主要銘柄の値下がり率は、創科実業(テクトロニック・インダストリーズ:669/HK)が2.7%、中国生物製薬(サイノ・バイオファーマシューティカル:1177/HK)が2.3%、銀河娯楽集団(ギャラクシー・エンターテインメント:27/HK)が1.4%、恒安国際集団(ヘンアン・インターナショナル・グループ:1044/HK)が1.3%、中国移動(チャイナ・モバイル:941/HK)が1.1%など。
 一方、26日に新規上場した中国Eコマース最大手の阿里巴巴集団HD(アリババ・グループ・ホールディング:9988/HK)は連日で上昇している。


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