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2019/12/03 10:40

反落、ハンセンは306ポイント安 無料記事

ハンセン指数     26138.79  -305.93 -1.16%
中国本土株指数(旧H株指数) 10270.49 -93.42  -0.90%
レッドチップ指数 4183.02 -24.44 -0.58%

 3日の香港マーケットは、日本時間の午前10時33分現在、主要指標のハンセン指数が反落している。香港経済の先行き不安が強まる流れ。香港政府は2日、2019年10月の小売売上高が前年同月比24.3%減の301億香港ドル(約4200億円)に縮小したと報告した。マイナス成長は9カ月連続で、減少率は今年8月に付けた過去最大記録(23.0%)も上回っている。
 米中対立の悪化懸念もくすぶる状況。米国が「香港人権・民主主義法」を成立させたことに反発し、中国は2日、米国に初の報復措置を打ち出した。一方、ロス米商務長官は2日、約1560億米ドル相当の中国製品に15%の追加関税を課す期限の15日までに通商合意できなかった場合、「トランプ米大統領は追加関税の発動に踏み切る」と発言。中国側に圧力をかけている。
 主要銘柄の値下がり率は、太古(A)(スワイヤ・パシフィックA:19/HK)が2.5%、万洲国際(WHグループ:288/HK)が2.1%、香港中華煤気(ホンコン・チャイナガス:3/HK)が2.0%、長江実業集団(CKアセット・ホールディングス:1113/HK)が1.8%、中国石油化工(サイノペック:386/HK)が1.8%など。


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