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2019/12/10 11:01

本土株:上海総合は0.2%安で4日ぶり反落、深センB株は0.3%安 無料記事

 10日の本土マーケットは値下がり。日本時間の午前10時37分現在、主要指標の上海総合指数は前日比5.84ポイント(0.20%)安の2908.64ポイントと4日ぶりに反落している。外貨建てB株相場もさえない。上海B株指数が0.30ポイント(0.12%)安の244.41ポイント、深センB株指数が2.36ポイント(0.26%)安の898.63ポイントで推移している。
 投資家の慎重スタンスが強まる流れ。米国の対中関税「第4弾」の発動期限が15日に迫るなかで、買い手控えムードが漂っている。
 一方、朝方公表された11月の中国物価統計に関しては、消費者物価指数(CPI)がプラス4.5%で上振れ、生産者物価指数(PPI)は1.4%のマイナスだった。
 主要銘柄の値下がり率は、長城汽車(601633/SH)が2.9%、上海書爾半導体(WILLSEMI:603501/SH)が2.7%、三安光電(600703/SH)が1.4%、安徽海螺セメント(600585/SH)が1.2%、中国人寿保険(601628/SH)が1.1%など。
 一方、本日は「中国版ゆうちょ銀行」の中国郵政儲蓄銀行(601658/SH、1658/HK)が上海市場に新規株式公開(IPO)し、公募価格(5.50人民元)を1.8%上回る5.60人民元で寄り付いた。その後も堅調に推移している。香港市場との重複上場となり、本土市場ではここ10年来で最大規模のIPOだ。


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