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2019/08/28 10:54

本土株:上海総合は0.1%安で反落、上海B株は0.1%高 無料記事

 28日の本土マーケットは小幅に値下がり。日本時間の午前10時34分現在、主要指標の上海総合指数は前日比1.73ポイント(0.06%)安の2900.47ポイントと反落している。一方、外貨建てB株相場はしっかり。上海B株指数が0.13ポイント(0.05%)高の263.42ポイント、深センB株指数が0.73ポイント(0.08%)高の948.19ポイントで推移している。
 米中通商交渉の楽観的な見通しが後退。トランプ米大統領が「中国側から通商協議再開の申し入れがあった。交渉を再開することにする」と述べたことに関し、中国外交部の報道官は27日、「電話協議については把握していない」と改めて強調した。ただ、中国の景気対策を好感して下値は限定的。中国政府は27日、国内景気を下支えするため、自動車購入規制の緩和など20項目にわたる消費刺激策を発表した。恩恵を受ける自動車株などには買いが先行している。
 主要銘柄の値下がり率は、興業銀行(601166/SH)が3.6%、中信建投証券(601066/SH)が2.6%、中国南方航空(600029/SH)が1.2%、中国北方稀土(600111/SH)が1.2%、華泰証券(601688/SH)が1.1%、三安光電(600703/SH)が1.0%など。


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