/ 詳細
検索 (期間指定)
期間
亜州リサーチFacebook公式ページ 亜州リサーチYoutube公式チャンネル

2019/11/08 10:58

本土株:上海総合は0.4%高で続伸、深センB株も0.4%高 無料記事

 8日の本土マーケットは値上がり。日本時間の午前10時34分現在、主要指標の上海総合指数は前日比12.22ポイント(0.41%)高の2972.70ポイントと続伸している。外貨建てB株相場もしっかり。上海B株指数が0.52ポイント(0.20%)高の264.87ポイント、深センB株指数が3.53ポイント(0.39%)高の917.82ポイントで推移している。
 米中通商摩擦の警戒感が後退。中国商務部は昨日引け後、「中国と米国の両国政府は、追加関税を段階的に相互撤廃する方針で一致した」と発表した。ただ、中国指標の発表を控え上値は重い。来週にかけて10月経済指標の発表が相次ぐ予定だ(8日に貿易統計、9日に物価統計、14日に小売売上高や鉱工業生産、15日までに金融統計など)。本日公表される貿易統計に関しては、人民元ベースの輸入が前年同月比5.4%減(前月は6.2%減)、輸出が同1.4%減(同0.7%減)で着地すると予想されている。
 主要銘柄の値上がり率は、中信建投証券(601066/SH)が3.6%、海爾智家(600690/SH)が2.7%、中国国際航空(601111/SH)が2.3%、上海書爾半導体(603501/SH)が1.7%、万華化学集団(600309/SH)が1.4%など。


内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。

関連ニュース同じカテゴリーのニュース