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2019/11/01 10:39

反落、ハンセンは55ポイント安 無料記事

ハンセン指数     26851.42  -55.30 -0.21%
中国本土株指数(旧H株指数) 10501.64 -31.60  -0.30%
レッドチップ指数 4268.45 -3.95 -0.09%

 1日の香港マーケットは、日本時間の午前10時33分現在、主要指標のハンセン指数が反落している。内外の景気先行き不安が強まる流れ。香港では7〜9月期GDP成長率(速報値)が前期比で3.2%減少した。前四半期に続きマイナス成長となったことで、10年ぶりにリセッション(景気後退)入りしている。米国では、シカゴ地区購買部協会が公表した10月の景気指数(PMI)が2カ月連続で景況判断の境目をなる50を割り込み(43.2)、3年10カ月ぶりの低い水準に落ち込んだ。また、米中通商協議の不透明感が再び強まったこともネガティブ。米メディアは10月31日、「中国の高官は、米国との包括的で長期的な合意に疑念を抱いている」と報じた。事情に詳しい関係者によれば、中国は最重要問題で譲歩する意向はないとしている。
 主要銘柄の値下がり率は、中国旺旺HD(151/HK)が2.3%、石薬集団(CSPCファーマシューティカル・グループ:1093/HK)が1.7%、恒隆地産(ハンルン・プロパティーズ:101/HK)が1.3%、恒安国際集団(1044/HK)が1.2%、舜宇光学科技(2382/HK)が1.1%など。


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