ハンセン指数 　 　 25987.01　 -64.71 -0.24％
中国本土株指数（旧H株指数） 10097.17 -25.73　 -0.25％
レッドチップ指数 4167.03 -27.92 -0.67％

　23日の香港マーケットは、日本時間の午前10時33分現在、主要指標のハンセン指数が小幅ながら続落している。投資家の慎重スタンスが強まる流れ。パウエル米連邦準備制度理事会（FRB）議長の講演を23日に控え、今後の金融政策に対する手がかりを得たいとするムードが強まった。米国では9月利下げがほぼ確実視されているものの、ここにきて金融関係者の間から慎重論も聞かれる。パウエル議長の発言に注目が集まる状況だ。もっとも、大きく売り込む動きはみられない。主要企業の決算報告が本格化するなか、業績改善を明らかにする企業が目立っている。好業績銘柄を物色する動きは続いた。
　主要銘柄の値下がり率は、万洲国際(WHグループ：288/HK)が3.0％、碧桂園HD(カントリー・ガーデン・ホールディングス：2007/HK)が2.6％、中国旺旺HD(151/HK)が2.6％、申洲国際集団HD(2313/HK)が1.8％、中国海外発展(チャイナ・オーバーシーズランド：688/HK)が1.8％など。
　半面、生命保険事業で中国最大手の中国人寿保険（チャイナライフ：2628/HK）は2.5％高としっかり。同社が昨日引け後に報告した中間決算では、純利益が前年同期比で129％拡大した。


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