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2019/11/11 10:41

続落、ハンセンは426ポイント安 無料記事

ハンセン指数     27224.79  -426.35 -1.54%
中国本土株指数(旧H株指数) 10722.29 -160.01  -1.47%
レッドチップ指数 4347.76 -52.48 -1.19%

 週明け11日の香港マーケットは、日本時間の午前10時33分現在、主要指標のハンセン指数が続落している。投資家のセンチメントが悪化。香港情勢では週末のデモがさらに拡大し、過激化した一部のデモ隊は10日、地下鉄駅や商業施設を破壊した。多数の参加者が拘束されている。米中通商協議を巡る米中の発言が交錯していることもマイナス。中国商務部は7日午後に「中国と米国の両国政府は、追加関税を段階的に相互撤廃する方針で一致した」と公表したが、トランプ米大統領は9日、「何も合意していない」と記者団に語っている。また、企業活動の目安となる中国生産者物価指数が予想以上に低下するなか、中国景気の先行きも不安視された。
 主要銘柄の値下がり率は、新鴻基地産発展(サンフンカイ・プロパティーズ:16/HK)が5.4%、舜宇光学科技(2382/HK)が4.1%、創科実業(テクトロニック・インダストリーズ:669/HK)が3.7%、瑞声科技HD(AACテクノロジーズ・ホールディングス:2018/HK)が3.6%、恒生銀行(ハンセン銀行:11/HK)が3.2%など。


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