/ 詳細
検索 (期間指定)
期間
亜州リサーチFacebook公式ページ 亜州リサーチYoutube公式チャンネル

2019/08/26 10:54

本土株:上海総合は1.3%安で4日ぶり反落、上海B株は1.5%安 無料記事

 週明け26日の本土マーケットは値下がり。日本時間の午前10時34分現在、主要指標の上海総合指数は前営業日比38.21ポイント(1.32%)安の2859.22ポイントと4日ぶりに反落している。外貨建てB株相場もさえない。上海B株指数が4.02ポイント(1.52%)安の260.61ポイント、深センB株指数が5.80ポイント(0.61%)安の940.85ポイントで推移している。
 米中貿易戦争の激化を不安視。中国政府は23日、米国の対中関税「第4弾」に対抗し、750億米ドル相当の米国からの輸入品に、9月1日と12月15日の2回に分けて5〜10%の追加関税を課すと発表した。あわせて、いったん停止していた自動車(部品を含む)に対する追加関税措置も復活させる。その後、トランプ米大統領は、発動済みの対中関税(第1弾〜第3弾)について、10月1日付で税率を現行の25%から30%に引き上げると発表。9月1日に予定している第4弾に関しては、従来の10%から15%に引き上げる。米中の応酬に歯止めがかからない状況だ。
 主要銘柄の値下がり率は、富士康工業互聯網(601138/SH)が3.3%、上海国際港務(600018/SH)が2.7%、招商銀行(600036/SH)が2.0%、万華化学集団(600309/SH)が2.0%、中国人民保険集団(601319/SH)が1.8%、保利地産(600048/SH)が1.7%など。


内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。

関連ニュース同じカテゴリーのニュース