21日の本土マーケットは小幅に値下がり。日本時間の午前10時35分現在、主要指標の上海総合指数は前日比4.49ポイント（0.16％）安の2875.51ポイントと続落している。一方、外貨建てB株相場はまちまち。上海B株指数が0.09ポイント（0.03％）安の264.52ポイント、深センB株指数が0.44ポイント（0.05％）高の948.61ポイントで推移している。
　米中対立の警戒感がくすぶる。ポンペオ米国務長官は20日、通信機器メーカーの華為技術（ファーウェイ）以外にも国家安全保障に脅威を与える中国企業があると発言した。
　個別では、化学グループ中国大手の万華化学集団（ワンファ・ケミカル:600309/SH）が2.1％安と下げが目立つ。中間決算の減益が嫌気された。
　ほか主要銘柄の値下がり率は、山東黄金（600547/SH）が1.4％、華域汽車(600741/SH)が1.4％、海洋石油工程（600583/SH）が1.3％、上海復星医薬集団（600196/SH）が1.1％、上海国際機場（600009/SH)が1.1％など。


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