29日の本土マーケットは小幅に値下がり。日本時間の午前10時33分現在、主要指標の上海総合指数は前日比3.27ポイント（0.11％）安の2886.43ポイントと3日続落している。一方、外貨建てB株相場はまちまち。上海B株指数が0.50ポイント（0.20％）安の245.46ポイント、深センB株指数が0.72ポイント（0.08％）高の894.72ポイントで推移している。
　前日までの軟調地合いを継ぐ。足もとで企業利益の成長鈍化が鮮明化するなど、国内景気の先行き不安が依然としてくすぶる状況だ。ただ、政府が追加で景気テコ入れ策を打ち出すとの期待も根強く、下値を叩くような売りはみられない。
　主要銘柄の値下がり率は、紫金鉱業集団(601899/SH)が3.6％、江蘇恒瑞医薬（600276/SH）が3.0％、通化東宝薬業（600867/SH）が1.8％、貴州茅台酒（貴州マオタイ：600519/SH）が1.3％、深セン市匯頂科技（603160/SH）が1.1％など。


内容についてのお問い合わせは＜info@ashuir.com＞まで。