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2019/08/16 10:40

反落、ハンセンは43ポイント安 無料記事

ハンセン指数     25452.72  -42.74 -0.17%
中国本土株指数(旧H株指数) 9902.78 -0.63  -0.01%
レッドチップ指数 4031.19 +6.85 +0.17%

 16日の香港マーケットは、日本時間の午前10時33分現在、主要指標のハンセン指数が3日ぶりに反落している。米金利の低下基調が逆風。昨夜の米30年債利回りは過去最低を記録し、10年債利回りはおよそ3年ぶりの水準に低下した。景気先行きが不安視されている。米中貿易問題に対する不透明感もくすぶる。米国は中国製の輸入品3000億米ドル相当に10%の追加関税を課す制裁措置「第4弾」の一部について発動を先送りしたものの、中国国務院の関税当局は15日、「(それ以外の産品に関税が発動された場合)相応の対抗措置を取らざるを得ない」との声明を発表した。もっとも、大きく売り込む動きはみられない。当局の景気下支え策に対する期待感が根強い状況だ。
 主要銘柄の値下がり率は、恒生銀行(ハンセン銀行:11/HK)が1.6%、中国中信(CITIC:267/HK)が1.3%、九龍倉置業地産投資(ワーフ・リアル・エステート・インベストメント:1997/HK)が1.2%、金沙中国(サンズ・チャイナ:1928/HK)が1.2%、万洲国際(WHグループ:288/HK)が1.0%など。


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