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2019/10/28 10:55

本土株:上海総合は0.5%高で続伸、上海B株は0.3%高 無料記事

 週明け28日の本土マーケットは値上がり。日本時間の午前10時34分現在、主要指標の上海総合指数は前営業日比14.50ポイント(0.49%)高の2969.43ポイントと続伸している。外貨建てB株相場もしっかり。上海B株指数が0.86ポイント(0.32%)高の264.46ポイント、深センB株指数が2.02ポイント(0.22%)高の912.01ポイントで推移している。
 米中通商協議の前進を好感。米中は通商問題で閣僚級の電話協議を25日に開催。米通商代表部(USTR)は同日、「第1段階」通商合意の部分成立に近づいていると発表した。中国商務部も26日、「一部の分野で実務的な調整が完了した」と公表。また、近いうちに閣僚級の電話協議を再度行う方針も明らかにした。
 個別では、ピックアップトラック・SUV生産の長城汽車(601633/SH)が6.5%高と急伸している。同社の1〜9月期決算は25.7%減益だったものの、足元の7〜9月期では506.8%増益と業績が大幅に回復。通期決算に対する期待も高まった。
 ほか主要銘柄の値上がり率は、三六零安全科技(601360/SH)が7.2%、中国船舶重工(601989/SH)が3.3%、中国聯通(600050/SH)が2.2%、富士康工業互聯網(601138/SH)が1.7%、国電南瑞(600406/SH)が1.7%、中国人寿保険(601628/SH)が1.4%など。


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