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2019/11/19 10:59

本土株:上海総合は0.1%安で反落、深センB株は0.05%安 無料記事

 19日の本土マーケットは小幅に値下がり。日本時間の午前10時33分現在、主要指標の上海総合指数は前日比2.81ポイント(0.10%)安の2906.39ポイントと反落している。一方、外貨建てB株相場はまちまち。上海B株指数が0.03ポイント(0.01%)高の254.90ポイント、深センB株指数が0.48ポイント(0.05%)安の904.55ポイントで推移している。
 米中通商協議を巡る思惑が交錯していることがマイナス。米CNBCの記者が18日、「北京側の雰囲気は悲観的だ」と中国政府関係者の話としてツイッターに投稿した。他方、中国商務部は17日、米中両国が16日午前に閣僚級の電話協議を行ったことを発表。「『第1段階の合意』に関するそれぞれの中核的な懸念について、建設的に議論した」と説明している。進展内容を見極めたいとするスタンスも高まった。
 ただ、下値は限定的。金融緩和の期待感が相場を下支えしている。中国人民銀行(中央銀行)は昨日、7日物リバースレポを約3週ぶりに実施し、金利も引き下げた。人民銀があす20日に発表する最優遇貸出金利「ローンプライムレート(LPR)」についても、引き下げの思惑が強まっている。
 主要銘柄の値下がり率は、中国人民保険集団(601319/SH)が3.6%、富士康工業互聯網(601138/SH)が1.3%、三安光電(600703/SH)が1.2%、国電電力発展(600795/SH)が0.9%、エン州煤業(600188/SH)が0.8%など。


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