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2019/11/19 10:43

反落、ハンセンは35ポイント安 無料記事

ハンセン指数     26646.56  -34.53 -0.13%
中国本土株指数(旧H株指数) 10524.03 -32.53  -0.31%
レッドチップ指数 4235.93 -34.34 -0.80%

 19日の香港マーケットは、日本時間の午前10時33分現在、主要指標のハンセン指数が3日ぶりに反落している。香港の社会混乱が続くなか、域内経済の先行き不安が強まる状況。香港では観光業や不動産業を中心に、業績悪化見通しが相次いでいる。また雇用動向の最新データでは、8〜10月の失業率が3.1%に悪化し、約2年ぶりの高水準に達したことが判明した。
 米中通商協議を巡る思惑が交錯していることもマイナス。米CNBCの記者が18日、「北京側の雰囲気は悲観的だ」と中国政府関係者の話としてツイッターに投稿した。他方、中国商務部は17日、米中両国が16日午前に閣僚級の電話協議を行ったことを発表。「『第1段階の合意』に関するそれぞれの中核的な懸念について、建設的に議論した」と説明している。進展内容を見極めたいとするスタンスも高まった。
 主要銘柄の値下がり率は、中国海洋石油(CNOOC:883/HK)が2.0%、金沙中国(サンズ・チャイナ:1928/HK)が2.0%、中国旺旺HD(ワン・ワン・チャイナ・ホールディングス:151/HK)が1.4%、中国中信(CITIC:267/HK)が1.4%、中国海外発展(チャイナ・オーバーシーズランド:688/HK)が1.2%など。


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