17日の本土マーケットは小幅に値上がり。日本時間の午前10時35分現在、主要指標の上海総合指数は前日比1.68ポイント（0.06％）高の2986.07ポイントと3日続伸している。一方、外貨建てB株相場はまちまち。上海B株指数が0.47ポイント（0.19％）高の247.59ポイント、深センB株指数が0.44ポイント（0.05％）安の905.53ポイントで推移している。
　前日の好地合いを継ぐ。11月の小売売上高や鉱工業生産が予想以上に前月から改善するなか、中国景気の持ち直しが期待されている。ただ、上値は重い。指数は直近の上昇ピッチが速く、足元では約6週ぶりの高値水準を回復したとあって、利食い売り圧力も意識されている。
　主要銘柄の値上がり率は、中国船舶工業（600150/SH）が1.8％、東方通信(600776/SH)が1.5％、上海書爾半導体（WILLSEMI：603501/SH）が1.3％、江西銅業（600362/SH）が1.2％、天士力医薬集団（600535/SH）が1.2％など。


内容についてのお問い合わせは＜info@ashuir.com＞まで。