ハンセン指数 　 　 26126.20　 -105.34 -0.40％
中国本土株指数（旧H株指数） 10122.53 -10.24　 -0.10％
レッドチップ指数 4199.90 +13.05 +0.31％

　21日の香港マーケットは、日本時間の午前10時34分現在、主要指標のハンセン指数が小幅ながら続落している。内外環境に不透明感。イタリアの政局不安を嫌気し、昨夜の欧米株が下げた流れを継いだ。コンテ伊首相は20日に議会で演説し、連立与党内で対立が激化しているとして辞意を表明している。香港情勢を巡る警戒感も続く。香港政府トップの林鄭月娥（キャリー・ラム）行政長官は20日、抗議行動を続ける民主派に対話を呼びかけたものの、民主派側は即座に拒否した。
　個別では、都市ガス大手の香港中華煤気（ホンコン・チャイナガス：3/HK）が5.2％安と急落。昨日引け後に報告した中間決算の2割減益が嫌気された。
　ほか主要銘柄の値下がり率は、香港鉄路(MTR：66/HK)が1.4％、創科実業(テクトロニック・インダストリーズ：669/HK)が1.3％、銀河娯楽集団(ギャラクシー・エンターテインメント：27/HK)が1.3％、恒基兆業地産(ヘンダーソンランド：12/HK)が1.0％、申洲国際集団HD(2313/HK)が1.0％など。


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