23日の本土マーケットは小幅に値上がり。日本時間の午前10時33分現在、主要指標の上海総合指数は前日比1.95ポイント（0.07％）高の2956.33ポイントと3日続伸している。一方、外貨建てB株相場はまちまち。上海B株指数が0.05ポイント（0.02％）安の265.58ポイント、深センB株指数が0.35ポイント（0.04％）高の918.70ポイントで推移している。
　政策期待の高まりが支え。中国共産党の重要会議「第19期中央委員会第4回全体会議（4中全会）」は、近く北京で開かれる予定だ。7〜9月期GDP成長率の下振れなどを受け、金融・経済についても話し合われるとの見方が強まっている。ただ、全体としては動意を欠く。主要企業の四半期決算発表が始まり、業績動向を見極めたいとする慎重スタンスも漂っている。
　主要銘柄の値上がり率は、華能国際電力(600011/SH)が3.0％、安琪酵母(ANGEL YEAST：600298/SZ)が2.9％、中航動力(600893/SH)が1.7％、華泰証券(601688/SH)が1.3％、恒力石化 (600346/SH)が1.5％、新城控股集団(601155/SH)が1.3％など。


内容についてのお問い合わせは＜info@ashuir.com＞まで。