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2019/10/31 10:54

本土株:上海総合は0.1%高で3日ぶり反発、深センB株も0.1%高 無料記事

 31日の本土マーケットは値上がり。日本時間の午前10時34分現在、主要指標の上海総合指数は前日比3.41ポイント(0.12%)高の2942.73ポイントと3日ぶりに反発している。一方、外貨建てB株相場はまちまち。上海B株指数が0.21ポイント(0.08%)安の261.83ポイント、深センB株指数が0.46ポイント(0.05%)高の906.42ポイントで推移している。
 米金融緩和の継続と米中通商協議の進展に対する期待感が強まる流れ。パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長は昨夜、今年3回目の利下げを決定した米連邦公開市場委員会(FOMC)後の声明で利下げ停止を表明したものの、利上げは検討していないと言明した。米中通商協議を巡っては、「合意文書の署名が先送りされる」と関係者の話として報じられていたが、「トランプ米大統領は署名を諦めていない」と伝わった。ホワイトハウスの報道官は、11月中旬の合意署名を目指すと説明している。また、中国外交部は30日、近くハイレベルでの通商協議を再開すると表明した。
 なお、中国国家統計局と中国物流購入連合会は朝方、2019年10月の製造業購買担当者景気指数(PMI)が49.3だったと発表した。予想以上に悪化している。
 主要銘柄の値上がり率は、薬明康徳(603259/SH)が6.1%、内蒙古伊利実業(600887/SH)が4.7%、中海油田服務(601808/SH)が4.2%、海爾智家(600690/SH)が3.0%、三六零安全科技(601360/SH)が1.1%など。



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